コラム

column

庭園・緑地管理の専門家が伝授!除草剤について

こんにちは!
静岡県菊川市に本社を置き、静岡県内の造園工事、外構工事、庭木剪定を引き受けております有限会社正樹園です。
お庭の管理で一番大きな悩みといっても過言ではないのが雑草の存在です。
雑草の処理をする際に利用する除草剤ですが、その種類や含まれている成分はさまざまで、それぞれ使用する場所が異なっています。
今回のコラムは、除草剤の種類・成分を把握し、正しく使用していただくものとなっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

除草剤の種類・成分

生垣の剪定
除草剤の種類は、液体型除草剤、粒剤除草剤、ハイブリッド除草剤の3つです。
液体除草剤は、茎や葉に薬剤を直接撒き、それを吸収することで雑草を除去でき、即効性があります。
粒剤除草剤は、土に薬剤を撒き、根から吸収させることで雑草を除去します。
土から根に薬剤が浸透するのに1週間から10日ほどかかりますが、土に雑草を除去する成分が浸透しているため、雑草が生えなくなるという点がポイントです。
ハイブリッド除草剤については、液体除草剤と粒剤除草剤の特徴を併せ持ったものとなっています。
このような除草剤の主な成分は、液体型、粒剤型で異なります。
液体型で一般的なものは、アミノ酸系のグリホサートイソプロピルアミン塩という成分で、根まで枯らすことができるのが特徴です。
粒剤型では、トリアジン系のヘキサジノン、ダイアジン系のブロマシルという成分が多く使われています。
ヘキサジノンは雑草の発生を抑える効果、ブロマシルは繁殖能力の高い雑草の根まで枯らす効果があります。

使用する場所

除草剤を使用する場所ですが、農耕地か非農耕地かという基準で決められています。
農耕地で使用する場合は、農耕地用として登録された除草剤を使うことが必須です。
稲、果物、野菜だけでなく、観賞用の花や木、芝生のある場所は全て農耕地用として登録された除草剤を使うことが義務付けられています。
つまり、家庭菜園や花壇、芝生を養生しているなど、生活に有用な植物を植えている場所では、農耕地用の除草剤を使わなければならないということになります。

正樹園へご相談ください!

お問い合わせ黄昏
お庭の除草についてお悩みの方は、庭園・緑地管理のプロである弊社にご相談ください。
除草剤は種類が多く、どの成分がご自宅に生えている雑草に効果が大きいのか、わからないという方が多いかと思います。
そこで、お庭の専門業者として、お客様のお庭に適した除草剤をチョイスし、適切な除草作業を行いますので、除草をお考えの方はぜひ弊社をご活用ください。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。