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庭園・緑地管理のプロが教える!庭木の病気の種類

こんにちは!
静岡県全域で造園工事、外構工事、庭木剪定を手掛けております有限会社正樹園です。
弊社は静岡県菊川市に本社を構えております。
皆様、庭木も病気にかかってしまうことはご存じでしょうか。
植物も生き物であるため、ウイルスや細菌に感染し、異変が生じます。
今回はそのような庭木の病気についてのご紹介です。

葉の病気

剪定・緑の切りばさみ
庭木がかかってしまう葉の病気には、うどんこ病と褐斑病(かっぱんびょう)というものがあります。
うどんこ病は、葉や茎の表面に白い粉が付着する病気です。
この白い粉がうどん粉に似ていることからうどんこ病と呼ばれているそうです。
この白い粉はカビで、このカビは植物の生育に必要な光合成の邪魔をし、加えて葉から養分を吸収します。
その結果、最悪の場合、枯れてしまいます。
褐斑病は、葉の表面に黄色や茶色の斑点ができる病気です。
こちらもカビが原因で発生し、放置すると葉が枯れてしまいます。

幹・枝の病気

庭木がかかる幹や枝の病気は次の3つです。
1つ目は、てんぐ巣病です。
これはコブ状になった枝の一部から多くの細い枝が生えてくる病気で、この細い枝からは花や実が付くことはありません。
原因はカビや細菌による感染です。
2つ目は、こぶ病です。
こぶ病は幹や枝にコブができ、庭木の組織を破壊します。
庭木に細菌が入り増殖することで発症するこぶ病は、破壊された組織から徐々に蝕まれ、枯れてしまいます。
3つ目は、胴枯病です。
この病気は幹や枝の樹皮が膨れ上がるという症状が出ます。
膨れ上がった部分は腐敗が進み、幹に亀裂が出始め、患部から上の部分は枯れてしまいます。

根の病気

庭木がかかる根の主な病気は、根頭がん腫病とナラタケ病です。
根頭がん腫病は、根にゴツゴツした塊ができる病気で、この塊が茎にねじれを生じさせ、根から養分を吸収しづらくします。
ナラタケ病はナラタケというキノコが庭木の根に寄生することで発症する病気です。
根に寄生したナラタケが養分を吸い取ってしまうため、木全体が弱ってしまい、最終的にその木は枯れてしまいます。

正樹園へご相談ください!

お問い合わせブルーバック
弊社は、造園工事や外構工事をメインに行う業者ですが、そのノウハウを生かした庭木の診察を行っております。
我々人間が病気にかかった時に医者に診察してもらうのと同じように、庭木が病気にかかった時には診察が必要です。
皆様が手塩にかけて育てた庭木を守るために、弊社は全力で対応いたします!
お気軽にお問い合わせください。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。